好きと似合うの違い

StaffStory

ずっと疑問に思っていることがありました。
リヒトの代表は元ファッションデザイナーで、その人に似合う服・素材・形などを大体見た感じで答えられるのです。
小さな頃から専属スタイリストのようにコーディネートしてもらって来た私には、全くと言ってもいいほどに、その感覚は理解できず、、大して困ることでもなかったので(笑)理解しようとも思ったことはありませんでした。

ですが、ウエディングドレスを試着するようになってから、”なんか違う!”ドレスに多々出会うことがあって。そんなドレスで撮影した写真を見ると、やっぱり違う。なんかわからないけど、違うんですよね。この違和感を語源化をしたくて、ようやくです(笑)ファッションに対して、興味を抱くようになりました。
まずはドレスの型・打掛(和装)の種類
→ドレスの歴史・打掛の歴史
→人気のドレス(流行り)・打掛スタイル
→自分が好きなドレス・打掛
→似合うドレス・打掛
→パーソナルについて(骨格・性格・性質)
→「好き」と「似合う」のかけ合わせ方
→着飾るのではなく着こなす
という形で、今現在に至ります。(こんな説明は不要かもしれませんが、どうもまだ上手く語源化出来ないので、すみません;;)

 

婚礼衣装は、いかに着飾れるか?が重要視されていた時期がありました。着飾ることで証明できる社会的地位・2人の関係性・結婚に求めること。


今でも歴史の名残があるので、引き継がれている伝統にやはりうっとりしてしまう女性の憧れ。
でも、です。派手だったらいい!好きに着飾ればいい!だけでは、しっくりこないことも感じている現代の婚礼衣装。仮装大賞・コスプレをしているわけではないと。
結婚に求める関係性が変わってきたことで、着飾る→着こなすことへ心地よさを感じるようになってきたと思います。

 

では、どうすれば着こなせるのか?
それが似合っていることだと思うのです。そうです。私が語源化したかった“なんか違う”は“似合っていない”ということだったのですね、、!長かったー(笑)
オシャレな人って、存在感がはっきりしていませんか?ふわふわ系のお洋服でも、スーツ姿でも。服に着られているのではなく、服を着ている。“当たり前やん!”って思うかもしれませんが、私は背が小さいこともあり、多々着られている経験があるので感じやすく。印象として、違和感が生じます。
そのくらい、ファッションは印象を操作されるものです。と、言い出せば、お洋服に限らず、メイク・ヘアスタイル・動き方・体系、、全てに関りが出てくるのですが、、ますます回りくどくなってしまうので、次、行きます!

 

では、どうすればその似合うがわかるのか?
ここが重要ですよね。知りたいのはここ。
結論から言うと「自分を知る」ことです。どちらかというと「確かめる」ですが、私みたく麻痺していた者にとっては、“そうなんや!”→“そうだったわ!”が自然な流れかと。
じゃあ、自分の何から知っていけばいいの?っていう感じですよね。きっとこのページを読んで下さっているあなたは、もうドレスや打掛などの写真を集めたり、実物を見に行かれているのではないでしょうか?と、なると、ありませんでしたか?「なんとなくいい」と感想を抱くお衣装。
大事な入口です。細かいところは後でいいとして、まずは自分の好きがわかること。

そこから試着して「なんか違う」もありましたでしょうか。違和感が残るものこそ、ヒントがあったりもしますが、大抵は”はい、次~”となるのでもう興味はないかもしれませんね。

 

自分が好きだと思って選んだのに、似合わないことってあるんです。必ずしも好きと似合うが一致するとは限らないのですね。
それでもどうしても着たい形がある場合でも、知識があればそういう時に生きる知恵になったりするので、「自分を知る」ことが婚礼衣装を着こなす鍵となってくれます。
これが代表のように感覚で出来る人もいます!が、私のようにその感覚が分からない人には、少しの知識&誰かの助っ人を借りて導いていい!

仮装大賞・コスプレと言われない“あなたらしい”婚礼衣装を着こなせますように、そして少しでもあなたの助っ人になれますように。私は今日も勉強&研究中です。

 

ゲスト様よりメッセージ

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