撮影するとなった時、または結婚式でもそうですが、ここのイメージが湧きやすい方が多いと思います。
どんな空間でというのは、日常生活で常に触れているところだから。
ドレス同様、感覚で決まることがほとんどなので、たくさん言葉や解説などは必要ないかもしれませんが、“せめて写真を撮りたい”と思った時のシュチュエーションは欠かせない!と思うので、ポイントを書いてみようと思います
空間が大枠、印象を作る
シュチュエーションは大きく分けて、
◎ロケーション(屋外)撮影
◎スタジオ(室内)撮影
◎ロケーション撮影なら、
・都心や有名な街中
・お花畑など自然の中
・日本庭園がある公園や神社、お寺
・夜に星空の下
・ホテルや雑貨屋さん
普段は私服で行くところを婚礼衣装で撮れることが面白いですよね。
日本には情緒ある風景がたくさんありますし♪
強いて言うならば、時間を決めていたとしても、天候(太陽・雨・風)によって映し出されるものは、想像とは違ってくるかもしれません。
あとは、特に打掛ならちょっと移動が重たいかな(笑)
◎スタジオや写真館撮影なら、
・ロールスクリーンのある昔ながらの「型」を意識しているところ
・アンティーク調やホテル調の空間にテーマをおいているところ
・自然光を取り入れているところ
・スポットやライティングで光を調節して作っているところ
など、独自のテーマ、コンセプトを持っているところが、近年増えてきたように思います。それぞれの世界観に浸れる!というのが、ポイントですね。
好きなところなら、もう撮影だけでなく、そこへ行けることすらも楽しいと思います。
ちなみにですが、リヒトはスタジオ型で、出張などでお伺いする時も基本的に室内で。
カーテンがここにあって光がこう入ってくる、、ということは、こっちに背を向けたポージングが自然かな?と、室内に特化してですが「どう撮る?どう撮れる?」ということを自然と考えちゃうようになりました(笑)
印象も考えてみる
外でも中でも、空間によって大きく印象が変わると思います。
例えばですが、お花畑で撮影をすれば、大人な2人でも印象はやはり可愛らしさが出ますし、ドレスを着て畳に座ればやはり和の感じが出ます。(ちょっと大袈裟な例えですが、、)
シンプルさを求めるなら、写真に2人以外の背景が入らない方が表現出来ます。
重厚感を求めるなら、シャンデリアが付いていたり、トーンの落ち着いた木目、壁紙が使われているところ。
カジュアルさを求めるなら、白色が多かったり、外の自然を取り入れた撮影のほうがよかったりします。
私は空間が好きで、どんな空間なのか?を分析することが趣味なのですが(笑)
「おふたりらしさ」はこの空間選びが大きく関わっている気がしてなりません。
憧れても自分が居心地悪ければ、その空間は合っていないのかもしれない。
居心地の悪い自分に原因があるとか、そういうことじゃなくて、ただ合っていないということです。合っていないからって、何か怖いことが起きたりするわけではないですが、心地よくないとは思います。
随分と余談に逸れてしまいましたが、、^^;
どんなおふたりなのか?
おふたりの印象から、どんな世界観で撮影をするのか?考えてみることも、面白いと思います。
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