ドレスを着る前に

StaffStory

少しばかり久しぶりの投稿となりました。
ハンドメイドマルシェに向けて準備を進めながら、もう1つ研究を進めておりました。
研究というと、なんだか化学的な感じがしますが、そうでもなくて(笑)今、改めて学問を進めているという感じです。


積み重なった違和感

写真に携わるようになってから特に、空間に対して敏感になったんですね。心地よさというものは「感じる」ものですが、写真にもはっきり表れます。それって、どういうことなんだろう?

また、ウェディングの分野に関わるようになって、私の周りでも結婚する人が増えて、自然と「存在感」に意識が向いていました。
ネット・SNS・雑誌・カタログに掲載されている花嫁さん・花嫁衣装は、どれも輝かしくてとても綺麗。・・・綺麗なのに、見れば見る程、満たされない感覚を持っている人が多いのはなぜだろう?
「人生で一番綺麗に」「世界一幸せな日に」「宇宙でたった1つのWedding」この言葉に何の間違いはないけれど、何なんだろう?この違和感は?



そうして、少しずつ積み重なってきた違和感を少しずつ解くために、研究を進め、まとめてきました。

◎衣装の似合うと好き
◎「結婚」に求める関係性の変化
◎空間について(演出)





「自然であること」

まずはざっくりした言い方ですが(笑)現段階で、私の中ですべてに対する答えは「自然であること」でした。
そしてそれが「幸せ」の感覚に繋がっているということ。
私を含めみんな、幸せになろうと頑張っています。 でも幸せは、持続性のない感覚。たまーに認識してあげられる感覚なのです。
なんだか冷めた言い方のようだけれど、人の意識はそういうものです。これも自然なこと。



それで、さっきあげた疑問たちを解いていくときに、何度も出てきたことがありました。
それは「環境」と「性質」
どちらも結果同じ意味ですが、交わり方で現実が変わってきます。

「環境」

人間または生物を取り巻く、まわりの状況。そのものと何らかの関係を持ち、影響を与えるものとして見た外界。
 「―に適応する」

https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&channel=crow&q=%E7%92%B0%E5%A2%83

「性質」
生まれつきの、たち。「やさしい―」。また、その事物にそなわった(固有のまたは着目時における)特徴

https://www.google.com/search?client=firefox-b-d&channel=crow&q=%E6%80%A7%E8%B3%AA




例えばなのですが、パーソナルカラーの診断をする際、この図をよく見かけます。

これは色を細分化した図なのですが、「環境」と「性質」が表されているんですね。
「あなたは血管が緑色に見えるから、イエローベース(暖)。それで色素が薄めだからスプリング(春)タイプです。」などと、分類されるようになっていて。
噛み砕いて言えば、イエローベースの環境に春タイプの性質のあなたは、こんな色が似合います! と解説されることが多いです。

もしイエローベースの環境の人が、冬タイプの色の服を着ると少し浮いた感じがすると思います。


そうして、環境と性質が掛け合わさって、人の印象・存在感が生まれていくのです。
でも、そもそも、まず色ってどうして表現されているの?
そんな疑問まで抱いてしまう性質の私(笑)結果、ここも外せないことだとわかったので、これについては、また続きを書きますね(笑)


存在感とは


私たち人は、1人では生きていけません。正確には、生きていけるのかもしれないけれど、誰かを通じて自分の存在感を感じた時「幸せ」を感じることが出来るのだと思います。


先日、テレビ放映でスタジオポノックが制作した「ちいさな英雄 透明人間」
を観たのですが、アニメーションだから特にわかりやすく存在感について、表現されていた短編映画でした。
誰か、という人の存在は環境であり、そこに自分がどう存在するのかは性質によっても変わりますし、環境の対義語ははっきりと定義されていませんが、私は「主体・自己」だと仮定して考えた時、どんな環境にも適応出来るし、変えることも出来ると思ったんです。




私が感じた違和感は自然なことだとわかったし、また幸せも自然な形で生まれるのですよね。
回りくどい文章になってしまいましたが、結論。笑
ドレスを着る前に、自分の環境と性質を知っていることで、存在感は大きく変わりますし、自然に生まれる幸せを感じることが出来ると思います。

ドレスで言うならば似合っていると、自然と輝くのです。



それでは、また。

ゲスト様よりメッセージ

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