大人と子供の狭間で

10歳のお誕生日の記念に撮影をさせていただいたKちゃん。ハーフ成人式です。
この時に向けてご用意されたお衣装は2着!やはり女の子はオシャレがしたいし、またママさんもオシャレをする楽しさを娘さんと共有したいものですよね。
“このドレスの時はこっちのティアラにして、また2着目の時はこっちでもいいかもね!”なんて、アテンドするスタッフの乙女心まで踊るものです。(笑)

さらに、今回はママさんがご結婚式でご使用されたブーケもお持ち下さり、時を経て娘であるKちゃんに受け継がれたブーケはとても可憐で、今のKちゃんを彩り飾ってくれる存在感でした。



大人と子供のど真ん中にいる現在の10歳のKちゃん。大人っぽくも少女のあどけなさが残る表情は、私達誰しもが常に共存する大人と子供の狭間の心に訴えかけるものがあります。

「素直で無邪気でいることは子供っぽい」と、いつしか自身でセーブするようになっていることにも気づかないまま周りの目に気を遣い、社会で上手く立ち振る舞うことばかりを覚えていくことに疲れながら、、
“素直になっていいんだよ”と言われても、どこからどこまでが許されることで、またどれが素直な自分なのかわからない。
そうした「わからない自分」に出会っていく時期が思春期なのかもしれません。戸惑うことばかりで心が追い付かない時は全く持って急ぐことなく追いつこうとしなくてもいいと思うし、何かに期待するよりも希望を抱けるまで前に進もうとしなくていい。
今、自分が「どう感じたか?」が何よりも大事だと思います。

答えはいつも自分の中、ヒントは案外近くにあるものかな。
・・・と、筆者も書きながら、探しています(笑)




“あの時、いっぱい悩んだな~。でも、それも青春だったかな!”と、いつか笑って話すKちゃんに出会えますように。
これからのご成長をとても楽しみにしています。

撮影をさせていただき、ありがとうございました!

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