こんにちは。いつもありがとうございます。
大阪・堺市西区の愛犬と記念写真が撮れるフォトスタジオ
リヒトのKamiyaです。
昨年ぐらいから断捨離を始めだした私。
物が溢れていたわけではないのですが、片付け初めてみると驚くほど出てくる「これ、使ってないやん!」という物たち。
処分するもの、誰かにお譲り出来るものと仕分けて「今までありがとうございました<(_ _)>」とお礼を伝えて手放してきました。
一番片付けで時間が掛かったのは思い出のコーナーです。
写真やアルバム、昔めっちゃ撮ったプリクラ(笑)
また幼少期の作品やお手紙など、、
大切に大切に保管してきました。
特に写真はやっぱり見ていると面白くて!きゃっきゃっ言いながら振り返って。
私の祖父が写真好き(素人)で数多く撮ってくれていたため、その写真達を母がトリミングしたり装飾してアルバムを作ってきてくれました。
途中からは成長と共にアルバム整理も追いつかなくて(3姉妹分あります)自分たちでやるようになっていきましたが、やっぱりどうしても自分で整理する時間も持てなくなってきてしまって、プリントされたままの写真が数多くありました。
写真屋さんとして、そんなんでどうなの?って話かもしれませんが実情です。
「写真がたくさんある」
なんとなくはわかっていても、ふとしたキッカケやタイミングが無ければ、写真を見ようとする時間はあまり無いのかもしれません。
今どき、紙やフィルムでプリントされた写真は減ってきて、データで保管されている方も多くいらっしゃると思います。
データで保管されている写真はスマホの中に入っていたりするので、お出かけ先でこれ見てー!と簡単に見てもらうことができたり、SNSのアイコンにしたりする際に、色んなフォルダーからスクロールしてさかのぼってお気に入りを探したり、お手軽に見ることができますよね。
それでも、データで保管のほうが物としては嵩張らないかもしれませんが、プリントされた写真でもデータで保管されている写真も「写真がたくさんある」ということは変わらないようにも感じます。
私は写真を整理していて思ったことが2つあって、
◎大切にしてもらってきたんだな〜!という感謝の気持ちと、
◎写真をもっと見ることが出来るようにする必要があること。
思い出を残す先に思い出に触れる機会を作ること
先述したように私は写真屋さんです。
これまで何度も「思い出を残そう!」「作品を残そう!」と伝えてきました。
たった一枚、されど一枚の写真からパワーをもらうことを体感しているから。
当スタジオの作品はフォトパネルとデザインブックの2作品です。
(データ納品もしています)
撮影をさせていただいたお客様のお声を直接お聞きして、どちらも「目にしやすい作品」です。
でも、写真整理をしている時に思いました。
「皆さん、本当に写真を見れているのかな?」
「飾ることができているのかな?」
「思い出に触れることが出来ているのだろうか?」
クローゼットの奥に仕舞われた重いアルバムは、稀にしか開かなくても開いた時、計り知れないほどの感激と感動があります。
本当に価値ある重みなのですが、私たち写真屋さんはもう一歩踏み込んで「写真、その思い出をもっと日常で楽しんでもらうことをご提案しなければならないのでは?」と、強く感じました。
写真には価値があると胸を張って言えるのならば、撮って作ってお贈りしたその先の写真の未来を、もう少し深く想像する必要があるなぁ。と、ただいま想像の翼を広げている私です。
あなたは写真を見ていますか?