データの価値｜データだけで大丈夫？

こんにちは。
いつもご覧いただきありがとうございます。
大阪・堺市西区にある「愛犬と一緒に記念写真が撮れるフォトスタジオ リヒト」のKamiyaです。
ともに生きる愛犬との時間を、写真というカタチで残しています。

 

 

今はスマホやクラウドに保存できる時代。

「データだけでいいのですが、」と、お問い合わせいただくこともありました。

でも、本当にそれで充分？なのでしょうか？

 

写真を「見る」時間って案外少ないです。

手に取れる場所に「形」であることで、ふとした瞬間に見返すことができる。

 

データは便利です。でも、存在を忘れてしまうことも。

クラウドやフォルダの奥深くに眠ってしまう写真たち、スマホが壊れたりしたら探せなくなることもあります。

実際に私がスマホの写真データを全消去してしまったことがあったので、想像するとゾワッとしてしまいます。

バックアップしておけば、いいんじゃないの？って思われるかもしれませんが、そのバックアップすら間に合っていないことも起こり得るのです。

 

写真は目に触れてこそ記憶に残るように思います。

何気なく目に入る子どもやペットが成長するたび「この時もあったなー」と話すきっかけにもなったり。

 

写真が“日常の一部”になることで、毎日の暮らしに彩ってくれるし、

離れて暮らす家族に贈ったり、作品を一緒に見返したりできるのも、またいい時間です。

 

 

5年後、10年後に見返したときの感動は「カタチ」にしてあるからこそ。

愛犬との写真も、ずっと色あせない思い出として残せるのではないかな？と思います。

 

「データだけで大丈夫」と思う気持ちもよくわかります。

スマホやクラウドで手軽に保存できるし。

でも、ふと見返したいときに、すぐ目に入る場所にある写真は、やっぱり特別。

 

データは「残す」もの。

写真は「感じる」もの。

 

我が家では、みんなが集まるリビングに、ふぅあの写真。

スタジオに出勤したら、まず目に入るスタッフルームの壁面に家族写真を飾っています。

 

たった一枚、されど一枚。

その写真をふと目にするたび、思わず微笑んでしまう時間があって「今日も頑張ろう！」って、話しかけている私が居ます。