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vol.50:相思相愛
vol.50:相思相愛
「当スタジオでの撮影を選んでくださった決定打はどんな点だったのでしたか？」というスタッフからの質問に、“シンプルだったからです”とご返答をくださった花婿様。
なるべくシンプルに！かつ、撮影から時が経った頃“作ってよかったよね！”と思える形にすることを念頭に置きながらプランを考えている中で、こちらの率直なご感想には正直嬉しかったです。
さて、ドレスもタキシードも白色で統一されたおふたり様。とにかくシンプルな世界観を大切にしよう！と、カメラマンとミーティングを重ねました。
主役はおふたり。当たり前の話ではあるのですが、何度も意識して確認しておかなければ、どうしても「撮りたい人のクセ(欲)」が出て来てしまうので、「これはシンプル！？」「おふたりのイメージに合っているかな？」と本当に何度も何度も。
単に小物や使うアイテムを減らせばいい！というわけでもなく、いつどのタイミングでシャッターを押すのか？どの角度から切り取るのか？ほんの少しの変化で、印象というものは大きく変わってしまうものです。
また、私たちのイメージ(想像)と実際におふたりが入られた後はもちろん違っていて、まるっきり思い通り！想像通り！といくことは少ないです(笑)写真に1度写ったものは永遠に変わることはありませんが、撮影自身は生ものだと毎回痛感。例外になく、おふたりの時も(笑)
特に花嫁様はポージングもしなやか！花婿様を見つめられる瞳が潤んでいて、こちらまでがうっとりしちゃいました(笑)日頃から花婿様に向けられる眼差しでなければ、緊張をする場面でそんな表情はできない。ピュアで真っ直ぐな視線は想像以上に写真にも滲み出ていました。
思いは写真にも映し出されるものですね。
相思相愛でいらっしゃるO様ご夫妻様のこれからが、とっても楽しみな私(筆者)です。
笑顔で満ち溢れていますように、、！この度は撮影をさせていただきまして、誠にありがとうございました！