【StaffNote】カメラの5つの機能

StaffStory
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

写真についての「センス」は
「写したい(撮りたい)ものが、わかるようにデザインする感覚」
ということをだと、ここでは定義してみました。

極論、写真には正解はなく、以前にも少しお話しましたが、芸術には「好み」が反映されます。
だから、自身が写したい(撮りたい)ものを撮れることが、重要。

その上で、撮りたいものを撮るためには、
◎感性 ◎技術 ◎機能 ◎環境
 
この4つがポイント!


◎感性は自分が感じる「こと」
ある意味、センスもここに属しますが、何かの「こと」のキッカケになると思います。
撮りたい!!と思った衝動は、感性です。
そして、それをどう撮るか?撮ってどう思ったか?は、感性なのです。大前提に感じることが一番はじめなのです。

と、前回ここまでお話をさせていただきました。
では、その続き、、撮りたいものを撮るために大事なポイント!◎技能について、お話をしていきたいと思います。
カメラにチャレンジしてみたい方や、カメラの選び方に迷われている方には、少しタメになるお話しかもしれません。



カメラにはどんな機能があるの?

まずカメラには、

  • レンズ
  • シャッター
  • モニター
  • オートフォーカス
  • 撮像素子

この5つの機能によって、成り立っています。
レンズは誰もがお分かりだと思いますが、こんなやつですね。

レンズは私たちでいう目でいうと眼球と同じで、 光が入る入口部分です。このレンズがなければ何も見ることが出来ない。 何を通すか?という役割を果たしてくれています。




続いて、シャッター

私たちの目でいうまぶたの部分ですね。どこを切り取るか?どこで閉じるか?何秒かけて閉じるか?
変な言い方にはなりますが、光を遮断する役割を担ってくれています。「カメラ(写真)は瞬間を切り取る」とよく言いますが、このシャッターを閉じることによって成立することなのです。





続いて、モニター

何を写したのか?を映しだす画面のことですね。
近頃は、モニターで全体を把握し、仕上がりを想定しながら撮影が出来るようにもなってきましたね。
レンズを覗かなければ撮影出来なかったものが、このモニターのお陰で、写真へのハードルが少し下がった1つかなと、思います。



続いて、オートフォーカス

カメラの専門用語でいうなら、F値や絞り値と呼ばれるところです。「ズームする」とかとも言いますね。
このオートフォーカスは、どこにどう焦点を置くのか?ということを調整する役割があります。
前がはっきりと見えていて、遠くの方がぼんやり見えて見えるなどと、距離感や立体感を表現することが出来るのは、この機能があるからなのです。


続いて、撮像素子(画像センサー)

すみません、、イメージ画像見当たらず、、
(「イメージセンサー」などで調べてみて下さい(笑))

何をする部分かというと、レンズから入ってきた光を電気信号に変換する機能です。少し難しいですね、、とても簡単に言うと、光を色に変換する場所、色を作る部分になります。
よく言われる一眼レフは、ここで独自に色を作っていくことが可能で、作らなければならないということでもあります。
ミラーレスは、自動的に色を作ってくれます。
フィルムカメラなんかは、この部分が特徴的で、、と言い出せば、長くなってしまいますので(笑)また次の機会に致します。




ざっくりとではありますが、カメラの基本的な5つの機能についてご紹介してみましたが、、なんとなく聞いたことがあるというものもあったと思います。
いつも言いますが、カメラは私たちの目を参考に作られているので、一見ややこしそうに思えても、目に例えて考えていくと、それぞれの機能や役割を理解しやすいかと思います!
「まずは光を取り入れる為に、まぶた(シャッター)を開き、光を眼球(レンズ)から取り入れ、見たいものにピント(オートフォーカス)を当て、色を認識(撮像素子)し、見えている(モニター)」
これがカメラの一連の流れになります。




カメラの選び方

“機能は、わかった。でも、カメラって色んな種類があって、どう選べばいいのかわからない。まず、何をどう見ればいいの?”
こんなことを思われた方は多いはず。かくいう私もその1人で(笑)はじめは、家電量販店の販売員さんに恐る恐る質問をしたことを覚えています(笑)今となっては、無知過ぎた、、!と恥ずかしい話ですが、、
でも、こうして何から始めればいいのか?そもそも何を選ぶ基準とすればいいのか?わからない方って多いと思うんですよね。

なので、これから私の実体験と共に、お話を進めさせていただきますね。



まず、私が初めてカメラを購入した理由は、お部屋を綺麗に撮りたかった(笑)(・・・ええ、始めってそういう程度のものです(笑))
オリンパスのミラーレスカメラ。
どうしてこのカメラを購入したかというのは、その家電量販店の方のオススメでもありましたが(笑)
視野(全体)を広く撮ること得意としているカメラで、シャッターが軽くて速い。ブレに強い(ブレにくい・連写が得意)。そして軽い!


どちらかというと、ママさんが持つのにオススメなカメラですね。
お子様が走っていたり、遊んでいる時などに素早くシャッターが切れるように軽い仕上がり、視野が広いことによって撮り逃しがないようカバーできる。そんなカメラです。

今はカメラマンにプロ機の一眼レフで撮ってもらうことが多いですが、案外野外で撮影する時は一緒に連れて行くんです。
風が吹きそうな場所だったら、服の裾がなびいている感じを押さえるにはシャッターが早く切れた方がいいですし、外で長い時間重たいカメラを持ち続けるもの疲れてしまうので。(笑)

またこのミラーレスカメラは基本オートマで撮影をすれば失敗はないのですが、あえてマニュアル設定で撮影することも多いです。シャッターが軽いことには変わりないのですが、例えば光をたくさん取り入れたい時などはあえてシャッターを切る時間をゆっくりにしたりしています。




なので、まずは、何を撮りたくなったのか?を考えてみることから、初めてみましょう!
そこから、5つの機能の組み合わせを決めていくことがスムーズだと思います。
お花だったら、撮像素子の機能が重要だと思いますし、オートフォーカスがどのレベル(距離)が必要なのか?
レンズ沼(レンズマニア)になる前に(笑)機能を知っておくことで、撮りたいものを基本的に押さえることが出来ると思います!


それから写真は、必ずどこかに癖が出るものなのです。
それがカメラ(機能)なのか?技術なのか?環境なのか?それをデザインするには、感性が重要。

というわけで、次は◎技術についてお話させていただきます。



投稿者:kamiya

ピカイチのマイペースさで、それぞれの「役割」を生かすことを常に考えている。
狭く深くマニアックに極めるマネージャー姿に、Familyは天性だと誇りを持つ。
ちょっとケアレスミスがあるが、それを微笑んでもらえる愛くるしさがある3姉妹の次女。
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