緊張してても大丈夫です。ポージングのポイント。

StaffStory

 

雑誌やインスタなどで写真を見ていると、綺麗~✨で、”私もこんな風に撮りたい!!”“このショットを旦那様と撮りたい!”と思って、スクラップしたり保存したり。想像が膨らんでいきますよね!
でも、いざしようとすると結構難しさを感じるのが「ポージング」です。の前に、「ポージングをする」ということを忘れている場合も(笑)
カメラを向けられているだけでも緊張するのに、さらにポージングをしようとすると緊張度が増します。プロのモデルさんや撮りなれている方は、はいは~い!と出来るかもしれませんが、、なかなか難しいです。
何が難しいかというのは、意外にも体を使うこと。腹筋や背筋、結構使うポージングが多いんですね。それでいて、顔は涼し気に笑顔ー
1ポーズに求められることが多くなると、1番素直になってしまうのは顔の表情なのですが・・・
ファッションモデルをされている方は、衣装を魅せることが役目なので、筋トレをされたりしているのはこういう背景からなんだろうなと、思います。

 

私たちリヒトでは、定期的にスタッフがモデルとなって撮影の勉強をしているのですが、撮影することはもちろん。モデル(お客様)側の立場をわかっていることが大事。だから、みんなポージングの難しさを痛感しています。
私(マネージャーkamiya)は昔クラシックバレエをしていたのと、今より20kgほど太っていた過去があるので、昔から体の動かし方や表情、どうすれば綺麗にラインを見せられるか?を研究することが今でも好きで(笑)というより癖⁉なので、緊張していても「ポージングが決まる」を常に勉強中です。

 

 

では、いつもながらに本題が遅くなりましたが、今回は【上半身だけで出来るポージング】の紹介&解説です。
上半身の要は「デコルテ(鎖骨)を見せる」を意識してみること。それを踏まえた上で、いってみましょう。

王道のポージングですね。基本形かなと思います。ポイントとしては、肩を開いて胸を前に出すイメージ。肘は横に開く ← 〇 →。前に出し過ぎてしまうと合唱団みたいになっちゃうので注意!手首の関節は下に折って指先が上にすることで、女性らしいラインが出てくれます。
(ちょっとヘアスタイルと肩回りがダサいことになっていて、申し訳ないです、、;;)

 

ペタッと肘を閉じると、肩と胸が前に出やすくはなるし、ブーケを持っていたりする時はバランスが取れるのですが、何も持っていない時は肘を開いた方が綺麗に決まります。

 

顔を横に向けたポージング。前を向いている時よりもクールな印象になります。にっこり笑顔でも横顔だけになると、表情の情報が少なくなるので、クールな印象になるのかなと思います。ポイントとしては王道のポージングとほぼ同様なのですが、耳を見せるイメージで横に向くと首の筋、あごのラインが出やすくなります。

 

横下を向くパターン。首を意識して上に伸ばしてから目線を下げるイメージ。首から下げるイメージで行くと、首が詰まっているように見えがちです。目線を下すとよりメッセージ性が強くなりますね。横向きや上向きは強さが表現されやすく、下向きは何かを考えている、思っている様子が伝わる。それを見せたくないというか、あまり普段は見せない表情というのもあって、印象に残りやすいです。これが微笑んでいたとしても。

 

後ろを向いて、振り返るポージング。これは本当はもう少し、肩を開いた方がよかったですね、、。上半身だけを絞ることによって、ウエストラインが細く見えるし、二の腕も細く見えるからです。肩と腕が開くということはデコルテ(鎖骨)も見えるので、背中の背筋が隠れる。要するに、メリハリが付く。ボリュームのあるスカートの場合だと特に。

 

振り返るけど目線を外すパターン。これも同様です;;もう少し、開いた方がよかった。もしくは、完全に右手を下ろしてもいいかなと思います。カメラマンの打ち合わせで連写をしてもらえるのなら、思いっ切り振り返る動作(流れ)をした方が、臨場感が表現されるかと思います。

ちなみにリヒトのカメラマンはあまり連写をしません。1枚1枚撮り込んでいくタイプで(笑)だけど、テーマややりたい目的を伝えるとノリノリで連写してくれます(笑)
連写するということはシャッターを切る回数が増えるということなので、本当に一瞬を捉えてくれる。その分、光を上手くキャッチ出来なかったり、ブレてしまうこともあるのですが、、チャレンジしてみる甲斐はあると思います。せーの!ってカメラマンと合わせるのが楽しいです。笑

連写した時の成功例。10カット連写してもらった内、成功は3枚。

 

 

話が少し逸れましたが、こういった感じで上半身だけでもポイントさえ掴んでいれば、パターンはそれほど考えたりしなくても出来るものです。
後は、見え方に興味を持ってみるのがいいかなと思います。王道のポージングでも、少し肩を上げればキュートな印象にもなりますし、顔は左右対称ではないので、どちらを見せるかで見える表情は違います。どっちの顔のほうが好きとかありませんか?

今回は上半身のみのポージングだったので、それほど体を使った感はないかもしれませんが、インナーマッスルにはじわじわきたり(笑)普段からカッチカチに鍛えていなくても、ウェディングフォトを撮ることによって、筋肉が刺激されるかも。

 

それでは、次回、王道ポージングには欠かせないけど難しい!!手の形をお話したいと思います。

 

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