写真を所有するということ

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リヒトへお越し下さるゲスト様で、“これまであまり撮ってこなかった。”という方や“せめて写真は残しておきたくて。”と、お話下さる方が多くいらっしゃいます。

以前に、ある1組のご夫婦が“せめて写真は。”と、ご相談にいらして下さったのですが、少ししてから、それはもう二度と叶わぬ形となりました。詳細は控えますが、お悔やみを申し上げるとともに、この時、私達に出来ることは何だったのだろうか?もっと出来ることはなかったのだろうか?と、写真の撮り方・撮る時のスタイル、場所など、、専門の方に意見を聞いたり。

またある1組のご家族を何気なく撮影させていただいたお写真が、最後の家族写真になり、“宝物です。”と仰って下さったこともありました。

※ご紹介したご家族とは関係ないご家族のお写真です。



私達は極論、今幸せであればいいのだと思います。今幸せを感じていれば、過去の辛かったことや苦しかったことも、笑い話にして許せるように、「幸せ」という感覚は曖昧でありながらも、強烈なパワーを持っているものです。

同時に「欲」も持ちます。「今」だけでは、物足りなくなる。これから先も幸せであるように、色々なことを先手を打っておこうと。また、今ここから抜け出したくない!と、何度も何度も同じことを繰り返したり。
もしくは、元から持たないことを選ぶ場合もあります。必要な時に必要なだけで十分で、無駄や不要を生み出さない考え方からレンタルのサービスが増え支持されているだと思います。実に合理的。


ですが、体験や経験はレンタルが出来ません。自身が写る写真のレンタルも出来ません。
以前にテレビで、“写真はゴミになるし、必要としていないから撮らない”と、お話される方が放映されていました。
写真に携わる者だからかもしれませんが、少しばかり私は寂しさを覚えました (あくまでも個人的に)。写真映えを狙う写真ばかりを撮る必要もないと思っていますし、撮るために環境を乱す必要もない、撮りたい人が撮りたい時に撮ればいいだけの話ではあるのですが、、


誰かが発する言葉には、必ず背景があります。また文脈があります。
どんな環境で、どんなことを考え、どんなことを感じ感じているのか、、言葉になるまでの過程は、言葉を話していても、瞬時にはわからないものです。
写真はたった1枚の中にたくさんの背景が詰め込まれています。どんな環境で、どんなことを考え、どんなことを感じていたのだろうか?と、瞬時にわからなくとも、1枚な中に写る人(物)に思いを巡らせることが出来るそんな写真は、やはり形として残るものですから、不要かどうかは、その人の価値観に預けられるものですね。



“せめて”もの思い、どうぞ全力でぶつけて来て下さいね。
今を生きるあなたの、いつかのパワーになると信じて、私達はたった1枚、されど1枚を丁寧に撮影させていただきます。


投稿者:kamiya

ピカイチのマイペースさで、それぞれの「役割」を生かすことを常に考えている。
狭く深くマニアックに極めるマネージャー姿に、Familyは天性だと誇りを持つ。
ちょっとケアレスミスがあるが、それを微笑んでもらえる愛くるしさがある3姉妹の次女。
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