堺で行ってみたい場所

8月の終わりに、とても魅力的なある1枚の写真を目にしました。
写真の下には撮影場所が掲載されていて、びっくり。堺にこんな場所があるの??と。

その場所は、旧堺燈台。


堺旧港南波止場に明治10年築造された高さ11.3mの六角錘形の灯台。埋め立てが進み役割を終えた後、堺のシンボルの一つとして保存、現地に現存する日本最古の木造洋式灯台として国指定史跡になっています。

引用元:堺観光ガイドより
https://www.sakai-tcb.or.jp/spot/detail/51



燈台マニアじゃなくても、堺市民なら知っている有名な燈台だそうです。私は堺市民になり数年経ちましたが、お恥ずかしながら写真を見るまでは知りませんでした。
で、どうしても行きたくなって、カメラマンとふたりでお散歩がてら、燈台まで行ってきました!






昔から“健康な足があるんだから、自分で歩く”そんな教えの中、育ってきた私たちは、日頃から移動は徒歩・電車・時々バス、車です。なので今回も最寄り駅の南海堺駅より徒歩!
大浜公園を経由して行こう!となって(大浜公園内にあると思ってた(笑))、体育館、相撲場、テニスコートのあたりをぐるぐる迷い、阪神高速湾岸線の向こうにある燈台へはどう行けばいいのか?歩道橋の前を何度も通り過ぎ(笑)歩道橋から見える大阪湾にいちいち感激して(笑)堺駅から約40分(本来は約10分で着きます)かけて、ようやく!!!燈台に辿り着きました!!!笑






丁度お昼の時間帯だったので太陽が高い位置にあって、キラキラ光る海と工場の建物や煙突を背景に、白い木目の燈台はなんだかとても可愛らしい佇まいでした。
今は現役を引退され復元された建物で、もう中には入れないのですが、明治時代には貿易港として活躍していた当時の活気というのでしょうか、、なんだか青さがあるように感じたのです。ずいぶんと夏の気候が手伝ってだとも思うのですがね。






私たちは写真に携わるようになってから、撮影をしなくてもここで撮影するなら?と勉強を兼ねて、どこかへ出向くことが増えました。
この環境でなら、どこを写すのだろう?何をどう写すかな?と、常に考えています。
例えば、この燈台では、私は磯の香りに包まれる程、海が近く、時折潮風が吹く距離感に驚きました。海がキラキラ光るほど、太陽が強かったこと。そして、可愛らしさ。
写真は綺麗に撮れることに越したことはありませんが、 私個人的には 印象に残ったこと、記憶に留めておきたいことを写すツールだと思っていて、それをどうデザインするのか?在る環境を、自分はどうデザインするのか?
写真の難しくて、面白いところですね。



この時は人気も少なく、高架下で休まれてる方もいらっしゃったので、私たちは静かに過ごすことが出来ました。写真の通りたしかに撮影はしたのですが、環境が先行です。そこに自身(主体)がどう存在するかを考えます。
そうすることによって心地よく過ごせるし、また素敵な偶然に出会えたりしますよね。


なにが言いたいのかって(笑)
私はまだまだ堺のこと、写真のことを知りません。その他、知らないことを知っていないことも多く存在すると思います。
知らないことに出会った時、面白がっていけるかどうかは、心の風向きひとつ。

今回たまたま見かけた写真が、とても魅力的で辿り着けた場所。
その撮影者さんはどんな方で、どんな気持ちで、どんなことを考え、どんな機材、環境の下で撮影されたのか。何枚のうちの1枚なのか?私には確かめようのないことですが、こうして堺で行ってみたい場所に気づけたキッカケを下さったことに、感謝です。

堺をもっと歩いてみたい。
堺をもっと撮影してみたい。
写真をもっと撮っていきたい。
今度はどこへ行こうかな?

あなたのおすすめな場所がありましたら、宜しければぜひ教えて下さい^^


ゲスト様よりメッセージ

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