以前に、“せめて写真だけは撮りたいと思って”そうおっしゃられる方が、ご相談にいらして下さいました。
詳しくは省きますが、ご夫婦2人でいる時間を本当に大切にされている素敵な方でした。
私はこの時に伺った“せめて”を忘れることが出来ません。
結婚式まではいいから、写真を撮ろう!
そう思われる方は、この時流増えてきたと思います。
結婚の記憶を写真に託すという選択肢は、一見軽く簡単なように思われがちですが、全くそんなことはありません。
ドレスを着たい。グレーのスーツが着たい。スタジオで撮りたい。こんなスタジオで撮りたい。ヘアーはゆるふわで、ティアラを付けて。靴は2人のお気に入りを履いて、、
“せめて”の奥には、たっくさんの希望と願いがあるのです。
その細かな希望があることに、はじめは気付かないことも多くて、話始めると、“あ!これも”“あ!それも”となっていくもの。それで普通だと私は思います。
ただ、その後、頭がこんがらがってしまうこともあります。
“せめて”の小さな気持ちを拾い上げていけば、小さなことをたくさん決める作業が必要になってくるからです。
逆に、この小さなことしっかり決めてあげないと、後で“こんなはずじゃなかった”という気持ちになったり。
だから、せめて写真を撮りたいと思った時、あなたの中の“せめて”を知っていてあげると進みやすいと思います。
どんなことにこだわりたいのだろうか?
どんなことに時間を使いたいのだろうか?
そして、どんなことを大切に思っているのだろうか?
次回、どんなお写真を求めているのか?
あなたの“せめて”に含まれる希望を叶えるアテンドを、微力ではございますがさせて頂きますね。
あなたの人生の中で、お気に入りの1枚が撮れますように。
ゲスト様よりメッセージ