学ぶこと

写真に携わっていると、 普段の何気ない日常を撮影することはもちろんですが、 人生の門出に立ち会わせて頂くことが多いです。

時代の変化につれて写真というものは身近になり、またAIが発達してきているので、私たち人間がシャッターを押さなくても綺麗にかっこよく、オシャレに撮影してくれるカメラなどが、きっとすぐそこまでやってきていると思います。

“残したい!”その願いはきっとあまり持たなくなってくるとも感じています。テレビは全番組録画を叶えてくれるし、いずれはスマホがすべてのことを記録する機械(小さなパソコン)になっていくのだろうと。



それでも なぜ 私たちは自分でカメラを持ち操作をし、シャッターを押すのか?写真に携わるのか?
まだAIがそこまで来ていないというのはありますが、人肌だと思います。さらに言えば、感性と学び続けたいこと。

写真を撮るまでに、当サロンは対面での事前打ち合わせを、なるべくさせて頂いています。ご遠方の方や1回で!という方には、メールなどで“ご来店頂いた上でもし「ここじゃない」と思ったら、素直におしゃって下さいね。”とお伝えしています。
それを伝えるのは人対人なので、簡単にキャンセルボタンで解除できませんが、そういう誰かを感じる時間が写真にはあると、ありきたりですが、、感じています。
環境は同じでも、誰が撮るか?によって写真は大きく変わり、「このカメラマンはここにこれを見て、ここを大切にしているんだ~」とか「あのカメラマンはカメラの機能を重視して撮影しているんだ~」とか。
そういう人から滲み出る感性の部分をキッカケに、人との出会いがあるのが私は好きです。色んなこと感じ学べる写真というツールは、感性の彩りを添えてくれているようで。


教養

さて、随分と前置きが長くなってしまいましたが(笑)
先日鳳南町で9月20日より御開校される、ひかりゼミナール様の宣材写真を撮影させて頂きました。

塾長の吉本先生は37年間中学教師をお勤めされてきて、定年を迎えたと同時に、ゼミナールを御開校される運びとなったそうです。
「教師」と伺うとなんだか襟を正す感覚ですが、吉本先生はとても気さくで、宣材写真のテーマで撮影をさせて頂くのは初めてでしたので、長い時間になってしましたが最後までノリノリ!(笑)納得が行くまで撮影させて頂きました。

正直、きっとその時間は面倒だと思うのです。それに、プロならパパっと撮影してよ!と思うことでもあるとも思うのです。 単なる私たちの力不足。その一言ではあるのですが、 、今回、事細かな点まで(肩の力は抜きたい、でもこぶしは力を入れたい。(笑))どうすれば、出来るのか?一緒に考え試して下さり、たくさん学ばせて頂いた時間でした。



私は学校を卒業した先でも教養って大事で、今だから学ぶことの楽しさを感じています。誰かにとって当たり前のことでも、自分にとっての発見。分かった!という感覚は、確かな糧となってくれます。自分の学びが、誰かの微力になった時の喜びは、何にも変えられない幸せです。
少し短い私の学歴ですが、学ぶことの大切さ楽しさを教えてくれたのは、紛れもなく恩師の存在。やっぱり、コンタクトを取る時は襟を正す感覚ですが、学び方を指標を示してくれる恩師と呼べる存在は心強いです。


また吉本先生の奥様との共通点も多く、とても楽しくお話させて頂き、ご主人である先生のチャレンジ、人生の門出を間近で見守られ支えられていらっしゃる姿は、さすが元教師!

そんな温かく、楽しい、教養を指標してくれる。やがて「恩師」と呼べる存在に、鳳の街で出会えるかもしれません。

ひかりゼミナール[個別指導]
〒593-8325
堺市西区鳳南町2丁71-1
WebSite:https://hikari-semi.com/
電話番号:072-349-4133

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